2013年8月31日土曜日
2013年8月29日木曜日
ピンクの朝顔が咲いた
深山奥山だより 8月28日9度 寒いコタツが欲しい〓と思ったが遅咲きの朝顔が今朝咲いた。薄いピンクの大輪の朝顔を見た時には思わず目が点になった。寒くて霜でも降りそうな朝〓よく頑張って花開いてくれた。笑顔そのもの〓真夏の忘れ形見。もうそろそろ終わりかけの花々の中でこれから咲こうという気概〓ど根性朝顔に拍手喝采
2013年8月27日火曜日
2013年8月26日月曜日
氷山ルリの大航海
深山奥山だより 8月26日10度 今日はご迷惑をおかけしました〓 お盆休みを兼ねて臨時休業としました。かねてからのご招待により〓氷山ルリの大航海〓 のコンサートが開催された。文高円宮妃久子殿下〓絵 飛鳥童〓講談社刊〓の絵本が世界10数ヶ国で翻訳出版され反響を呼んでいる。地球環境と子供の未来を考えるをテーマとして、俳優による朗読、オリジナルの音楽の演奏と歌、地球の自然やいきものたちが奏でるサウンド、原画の映像によるコラボレーションで構成する、オーディオとビジュアル、ファンタジー、コンサート。第23回太閤青少年交流フェスティバル。名古屋太閤ライオンズクラブCN50周年記念事業の一環。高円宮妃殿下、飛鳥童氏のご臨席を賜り会場いっぱいの子供たちと共に楽しく、美しいコンサートが繰り広げられた。青い地球と青い氷山ルリの旅素晴らしいコンサートだった。有り難うございました。名古屋市内は荘川より涼しかった。
2013年8月25日日曜日
銀幕スター
深山奥山だより 8月24日18度 子供の頃荘川には二カ所に映画館があった。大きい方はハッピー劇場といって実家のすぐ目と鼻の先にあった。冬の暖房は練炭で時々一酸化炭素中毒者が出て、救急車か消防車かが来ていた。私は幼稚園の頃毎晩映画をただ見していた。映画が終わると決まって三橋三智也の哀愁列車の曲がスピーカーで流れ、子供ながらに覚えていた。随分ませた子供だったに違いない。その隣がパンク修理屋さん、その横が日本通運、その向かいが八百屋兼魚や、その隣が食料品雑貨店の実家だった。今はほとんど何もなくなって様変わりしている。あの頃の賑わいは無く、田圃や畑もない。あるのは広くなった道路〓村の顔が見えなくなった。
2013年8月24日土曜日
2013年8月23日金曜日
2013年8月22日木曜日
2013年8月21日水曜日
2013年8月20日火曜日
新島の飛騨んじい長編朗読劇
深山奥山だより 8月19日16度 8月17日18日の二日間荘川総合センター文化ホールにて長編朗読劇が開催された。みずほ朗読の会〓朋〓荘川公演 新島の飛騨んじい〓赤座憲久作〓台本演出三島幸司〓江戸時代後期、飛騨を揺るがした大原騒動のとが人として、高山の町人上木甚兵衛は新島に流された。それから15年、飛騨んじいと慕われていた甚兵衛は病に倒れる。寛政二年病に倒れた甚兵衛の看病のため、息子三島勘左衛門は雪降りしきる飛騨白川郷一色村を新島に向け旅立つ。流人に身を落として〓素晴らしい朗読劇だった。在島八年甚兵衛を看取り墓と自刻像を刻み法華経八巻を納めて帰郷した勘左衛門は、現在式部の庵裏山の高台にひっそりと苔むして妻の墓と共に故郷を見下ろしている。8月19日は新島で生涯を閉じた甚兵衛の命日〓人のために身を投げ打つ精神を受け継ぎ次世代に伝えていきたい。
お盆の混雑は解消
深山奥山だより 8月18日17度 一年で一番忙しい五月の連休とお盆休み〓今年も頑張って家族五人で乗り切った。義父母は辛み大根やネギ、キュウリ、カボチャ、白菜、キャベツ、ナス、ピーマン、にんじん、じゃがいも、トマト、ニラ、アスパラ、オリナ、オカノリ、サニーレタス、小豆、オオバササゲ、アキシマササゲを栽培。ほとんど義父が87歳で半日畑仕事に係り果て手がける〓真っ黒に日焼けして健康そのもの。おかげさまで野菜には不自由しない。お盆休みのお客様も百円野菜を喜んで買い求めて行かれる。一時間待ちの混雑は解消された。家族だけで回しているのでお客様にはずいぶんご迷惑をおかけしている。少し又元の静けさが戻ってきた。
2013年8月19日月曜日
2013年8月17日土曜日
宮平の供養式
深山奥山だより 8月15日16度 朝6時から一色地区宮平にて恒例の供養式が行われた。昔一色の奥に山田、牧ヶ野、赤崩と呼ぶ三つの村があった。上白川郷〓現在の荘川町では早くから開けたところで牧ヶ野には寺屋敷という今から五百年以上も昔の道場跡が残っている。又山田にはあちこちに五輪の塔が散在している。赤崩村は今から凡そ三百五十年程前の天正十三年白山の大爆発による地震があって後ろの山が崩れ落ち一瞬の間に麓の部落が埋没した。数十人の人が生き埋めになって亡くなったという。大正の終わり頃薙畑づくりに山小屋へ泊まり込んだ村人の間で、どこからともなく笛や太鼓の音が微かに聞こえ、やがてどんどん賑やかなものになっていった〓と云う噂が広がった。これは宮平の祭り囃子にちがいない。旧暦の七月十四日の夜であった。旧暦の盆にねんごろな法要を営んだらそれ以来ぱったり祭りばやしが止んだという。現在一色惣則造林組合で、供養式を毎年執り行っている。
2013年8月15日木曜日
外来種アメリカセンダングサ
深山奥山だより 8月14日12度 毎年14日、15日は盆踊りで地元の体育協会の青年達が中心になって盛大に開催された。上校下、下校下に分かれて二日間荘川民謡のオンパレード。 景品の提供にと寄付を募ったり、あわただしさがお盆の楽しさを盛り上げる。そんな盆踊りも今年から無くなって寂しい。勢いを増すのは外来種のアメリカセンダングサ〓黄色の花が美しいけれど牛馬も食べない厄介もので繁殖力が強くどこまでも広がっていく。日本の伝統文化が消えていく事だけはと願うけれど又一つ記憶の中だけに留まっていくのか〓あのアメリカセンダングサのようにしたたかに花開いていってほしい。
2013年8月14日水曜日
2013年8月13日火曜日
浮き玉、ビー玉、かたばみの葉
深山奥山だより 8月13日14度 昨夜ペルセウス座流星群を見ようと、上弦前の月を山の端に見送った後夜空を仰いだ。夜気が忍び寄る空は霧のために星がうっすらとしか見えない。残念〓明日の夜にもう一度〓星に願いをかけて。
2013年8月12日月曜日
2013年8月10日土曜日
グラジオラスも咲いた
深山奥山だより 8月9日18度 何年か前、式部の庵向かいのすすきの原を散歩していた時、一輪だけ綺麗な花が咲いているのを見つけた。すすきをかき分けて行くとなんという美しいグラジオラス〓まるで蘭の花のよう〓義父に話すと土に付いてきたのか鳥が運んできたのかと。その花を庭に植えた。以来毎年株が増えて今年も美しい笑顔のグラジオラスが咲いた。両手をいっぱい広げて喜んでいるように見える。花の縁がレースのフリルが付いたようになっているのも愛らしい。自然からの贈り物〓
2013年8月9日金曜日
2013年8月8日木曜日
2013年8月7日水曜日
2013年8月4日日曜日
ふしぐろせんのう
深山奥山だより 8月4日13度 盆花のふしぐろせんのうは綺麗なオレンジ色の花ですぐわかる。緑の茎に黒い節があるのでふしぐろという。半日陰の草地に長い茎を風に揺らせて咲いているのを見るとお盆が近ずいたなと思う。同じ頃少し黄身がかったオレンジ色の花〓一重のノカンゾウと八重のヤブカンゾウの花も見られる。ノカンゾウは小川の縁や野原に生えている多年草。ヤブカンゾウは、中国原産のゆり科の多年草でやぶに多く自生している。古い時代に中国から渡来した史前帰化植物で、食用、薬用の目的で栽培されていたのが野生化したと見られている。ニッコウキスゲやノカンゾウの仲間だが、花が八重咲きになるのはヤブカンゾウだけで見分けがつく。ヤブカンゾウの花は旅館をしていた頃、甘酢につけて彩りによく使った。
盆花〓ふしぐろせんのう
深山奥山だより 8月3日11度 肌寒い朝になった。荘川地方では昔から〓盆祭りといって、大正の終わりころまで、盆と祭りが引き続きおこなわれていた。今日では祭りは九月上旬に、盆は八月十五日になっている。この盆はもとは、七月十五日におこなう先祖の魂まつりだった。盆といえば一家一族が先祖を迎えてその繁栄を確かめ合う日であり、旅に出ている子供も、他所へ嫁いでいる娘も、年に一度のこの日ばかりは故郷へ帰ってきて一家揃って先祖まつりをする。帰郷者を交えて盆踊りするのもこの時で、老いも若きも踊りの輪に加わって夜の更けるのも忘れて踊る。供える花を盆花といい、栽培花は用いず、おみなえし、おとこえし、オゼンバナふしぐろせんのう、ゆりなどの野の花だった。今はふしぐろせんのうが咲き始めた。花の形がお膳に似ているところからオゼンバナとも云う。
2013年8月3日土曜日
2013年8月2日金曜日
オクワサママツリ
深山奥山だより 8月1日18度 荘川町猿丸地区のオクワサママツリは、毎年八月一日である。このオクワサマは、昔上白川郷〓旧荘川村の地区ごとが毎年交替でまつりをしていた。ひと村のまつりが終わると次の村からオクワサマをお迎えに行き、翌年のまつりまでその村で守護するのが慣わしだった。ところが、ある年猿丸のマツリがすんでも、次の村からお迎えがたたないので、そのまま猿丸におとどまりになってしまったと云う。今日ではオクワサマは猿丸地区の農神様という部落神となっている。今年もオクワサママツリで地区の人達が集まって饗宴を開き親交を温める。
2013年8月1日木曜日
町のツバメの巣
深山奥山だより 7月28日15度 いつの間にかツバメが行ってしまった。今年は何故か雀に軒先を取られてツバメを昨年の様にたくさん見る事ができなかった。ツバメの一番巣にワラを付け足してリフォームした雀もいた。毎朝4時になるとツバメが目覚まし代わりに頭元でさえずり出すのが日課だった。今は静かになり寂しいと思っていたが雀が負けじとさえずっている。高山市内の店先の壁で、まだ巣立ちしていないツバメがしきりに餌をねだって鳴いている。荘川ならもう暗くなって親鳥もねぐらに帰っている時間なのに、町のツバメはネオンの灯りでまだ飛び回って餌を与えていた。灯りを求めてやってくる虫達はまさに、飛んで火に入る夏の虫〓ツバメ達にとってはこんな有り難いことはないのだろう〓
カサブランカが咲いた
深山奥山だより 7月27日16度 ひるがの高原のスーパーに買い出しに行った。店内に入ると百合の香りにうっとり〓カサブランカがバケツいっぱい無造作に売り出されている。毎年楽しみにひるがの高原に百合の花を求めて買い出しに行く。夏の楽しみの一つ〓ささゆりの群生地が目と鼻の先にあるけれど貴重な花には手がかけられない。こちらはただひたすら愛でるのみ。今はもう見られない。又来年6月中旬から7月中旬にかけて見頃になる〓
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