2014年3月22日土曜日

まぼろしの帰雲城

深山奥山だより 3月7日マイナス9度 白川村荻町で旅館を営んでみえる城山館は家族で真心のおもてなしをしてリピーターの方々も多い。宿の待合室に置かれていたまぼろしの帰雲城の本をお借りした。著者の佐々克明氏は最初朝日新聞記者として飛騨の民家、白川郷の切妻合掌造りを取材するために白川郷を訪れた。城山館の初代松古孝三さんに出会い帰雲城を聞いた事がきっかけでこの本が生まれた。あのドイツの建築家ブルーノタウト氏の日本美の再発見にも合掌造りの素晴らしさが書かれてあるけれど、松古孝三さんが26歳の時ブルーノタウト氏に会われたことは全く知らなかった。佐々氏の目と足で取材した帰雲城の言い伝えなど地元の方々との交流を通して得た情報を元に出来上がった本だ。真実の歴史はどこにあるのかまぼろしの帰雲城〓

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