2013年7月1日月曜日

荘川民謡

深山奥山だより 6月30日14度 荘川民謡には盆踊り歌と祝い座敷歌がある。盆踊り歌の一つに〓えっさえさと云う炭焼き口説きがある。手をつないで輪になって跳ねるように踊るえっさえさは軽快でリズミカル〓手をつなぐ事は当時は珍しく若い衆にとっても一番楽しみな踊りだったようだ。一つ人目に楽そうに見える。二つ再びこんな商売せまい。三つ見るまに窯の火がおきる。四つ斧よき鉈なたとがねばならぬ。五ついつもかも油断がならぬ。六つ無理焼きゃ炭ゃ細こなる。七つ泣き泣き窯木を寄せて。八つ焼いた炭ゃ値段が安い。九つこの山山代が高い。十でとっくり勘定したら。〓おかか〓の腰巻き買う銭もない。庶民の暮らしぶりは今も昔も変わらない。

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