2014年1月31日金曜日

深山奥山だより 1月22日マイナス13度 誕生日の今日は主人と共に高山市内に出かけ、和食処でささやかな祝い膳についた。日本料理の目で楽しみ味覚で味わう醍醐味に舌鼓を打った。ご当地の日本料理〓世界に誇る和食ブームはおふくろの味が原点と思う。次世代にぜひ郷土料理を伝えたいと思うひととき〓感謝 感謝

ひるがの高原は青春の象徴

深山奥山だより 1月21日マイナス6度 久しぶりにひるがの高原に出かけた。スキー客でにぎわっている。大日岳スキー場の夜景がとてもきれい〓雪はやはり少ないけれど青春時代の楽しかった思い出がよみがえってくる。スキーが面白くて一人でバスに乗ってでも通ったひるがの高原〓秋は自転車に乗ってサイクリングひるがの高原は青春時代の象徴

2014年1月27日月曜日

二十日正月

深山奥山だより 1月20日マイナス16度 今年の二十日正月は雪が少なく白川郷は更に少ないようだ。高速道路も除雪で通行止めになる事もあまりない。地元の私達にとっては有り難いけれど、スキー場や観光客の方々は物足りないかもしれない〓まだまだこれからが本番。二月を迎える。

2014年1月24日金曜日

お笑い系もお気に入り

深山奥山だより 1月19日マイナス9度 ムサシ君はお笑い系もお気に入りのよう〓気に入った画面を見ると、すかさず前に移動してテレビの前に陣取って動かない。寒い冬を笑いで乗り越えよう〓

2014年1月19日日曜日

テレビが大好き猫くん

深山奥山だより 1月18日マイナス16度 ムサシ君はじつに面白い猫くんだ。大好きな鬼ごっこ遊び、そして大好きなテレビ〓特に動物が出てくると、近くまで移動して真剣に見ている。気に入った画面を見つけると、耳を立ててじーっと身じろぎもせず見ている姿に笑いが止まらない。朝から笑わせてくれる面白い猫くんに感謝〓

明け方の月

深山奥山だより 1月17日マイナス7度 朝起きると薄明かりの中で月の光がこうこうと輝いていた。今まさに山の端に沈む時〓5時だった。思わず手を合わせる。今日は阪神、淡路大震災の日。19年前の出来事なのについ昨日の事のように思い出す〓あらためてご冥福と復興をお祈り申し上げます。

ストーブは有り難いにゃーん

深山奥山だより 1月16日マイナス11度 冬の寒さにも負けず猫ちゃん達も頑張っている。と言ってもほんの一時飛び回るだけで一日のほとんどをこたつの中や、ストーブのそばに陣取ってグーグー眠っている。ムサシ君は表を走り回って家に入ってきた。ストーブのそばにまっしぐら〓ヒヨコちゃんを背中に乗せても反応なし。冷えた身体がじんわり暖まって有り難いにゃーん〓

2014年1月18日土曜日

十五日正月

深山奥山だより 1月15日 今日は十五日正月小正月 〓 小豆粥を煮て正月料理で少し食べ過ぎた胃袋を休めた。小豆のやさしい香りでほっと一息〓心の芯まで温まった。先人の知恵にあらためて感服する。伝統食の素晴らしさに今光りが当たってこんな嬉しい事はない。むしろご当地グルメ、新鮮な郷土料理として取り上げられる事は有り難いと思う。一時の流行りではなく、これからも長く愛され伝えられる事を祈る。

マイナス17℃の朝

深山奥山だより 1月14日マイナス17度 朝透き通るような零下17℃の世界〓厳しい寒さが創り出す美しさ〓心まで透明なクリスタルになったよう。この凍りついた朝は日中の暖かさを教えてくれる。

お漬け物

深山奥山だより 1月13日マイナス8度 毎年秋になると義父の作った大根、野沢菜、白菜などを義母が洗って干して、それぞれ漬け物にする。干し加減、塩加減、重石、切り方、など様々な要素が長年の経験で漬け込まれていく。そろそろ交代して習おうと思うけれど、元気な義母に甘えて今年も美味しい漬け物が食卓に上り有り難く頂いている。義父母共に80代半ばを過ぎてなお元気。感謝感謝〓

2014年1月17日金曜日

ころいも

深山奥山だより 1月12日マイナス9度 荘川でも郷土料理の一つにころいもがある。煮方は油で炒めた後、甘辛煮にするなど各家庭の味がある。我が家では昔ながらの煮方でまず塩煮をする。その後甘辛煮をする。塩煮をする事でコチッとした食感になる。又油は使わないので酸化する事もなく保存食として常備できる。ころいもは、じゃがいもの小さなくずいもを捨てずに、味付けしたもので物を大切にする証でもある。お店では人気メニューの一つになっている。

2014年1月14日火曜日

三角形の焼き物小皿

深山奥山だより 1月11日マイナス9度 冬の夜空を見上げる事が多くなった。あまりに星空が美しいのでつい寒さを忘れて見上げると、まず目につくのが木星〓ポルックスとカストルの双子座の中央に輝いている。今月下旬にはちょうど二等辺三角形になるという。その近くには、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、オリオン座のベテルギウスでつくる冬の大三角形が輝いている。今年の冬はこの二つの三角形が見られるという。夜空を楽しみに見上げよう〓

2014年1月12日日曜日

午年の置物

深山奥山だより 1月10日マイナス11度 生前叔父が小物作りが大好きでいろんな物を作っていた。主に木彫りの動植物で馬も彫っていた。形見に頂きようやく午年の今年主役として飾らせて頂いた。御母衣ダムの対岸の道を入ると和田地区という水没地域がある。その持ち山に、毎年移転先の岐阜市内から山の手入れに通っていた。山小屋に泊まっての作業のかたわら山菜採りや渓流釣りも楽しんでいたようだ。この馬もそんな山小屋での夜にコツコツと彫ったのかもしれない。何も無い中でダムを吹きわたる風や湖の波音を聞きながら〓馬を見ているとそんな光景が浮かんで来る。

2014年1月11日土曜日

にしんずしが食べ頃に

深山奥山だより 1月9日マイナス2度 更に暖かい朝になり雪かきも重労働〓にしんずしが食べ頃になった。屋内に置いていたので発酵が早く進み、酸味も出てまろやかな味に仕上がった。減塩してちょうどの塩加減になり優しい味になった。にしんも柔らかく美味しい。発酵食品は生き物で大切に扱うことを学ぶ。これ以上発酵が進み酸味が強くなると又食べられなくなるので、かめを表に移動した。外は氷点下の世界〓菌たちは活発な活動を止めて震え上がっているかもしれない。

2014年1月10日金曜日

八日吹雪

深山奥山だより 1月8日マイナス5度 暖かい朝になった。重たい雪が積もり山の木も大きくうなだれている。弱い木はポキッと折れそうだ。八日吹雪は昔のいわれどおり今年も山の実をたくさん与えてくれるだろうか〓八日は荒れる日が多いから不思議だ。

2014年1月9日木曜日

七日正月

深山奥山だより 1月7日マイナス17度 更に気温が下がって六厩はマイナス20度を下回っている。ダイヤモンドダストも見られたと思う。 七日正月は日中は良いお天気になり毎年穏やかな日が多い。その分朝の冷え込みは厳しい〓今年の七草がゆは有り合わせの白菜、ほうれん草、もち菜、菊菜、等を刻んで入れた。せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろの七草はほとんど山野草の天ぷらの材料としてお出ししている。

2014年1月8日水曜日

霧が優しくつつむ

深山奥山だより 1月6日マイナス16度 厳しい寒さがいよいよ始まる。中畑辺りに来るといつものように霧がダム方面から流れて来て優しげな風景。ゆったりと広がる霧を見ていると心が穏やかになる。

2014年1月7日火曜日

暖冬か

深山奥山だより 1月5日マイナス4度 大雪と予想していた人も暖かい日々にホット肩をなでおろしている。雪の少ない道路をスピードを出して快適に走る車。本当に有り難い〓雪道はハンドルをしっかり握り肩をいからせて身を固くして運転する。肩こりが知らぬ間に起きる。それが当たり前の雪国。ちょっとおかしいぞと感じる天候〓降る時に降らないのも何故か不安。降らない時に降るのも不安。地球温暖化の驚異を侮れない〓

2014年1月6日月曜日

寒さ本番

深山奥山だより 1月3日マイナス14度 今日は冷え込んだので日中はお天気も良く暖かで蕎麦店も少し賑わって三が日最後の日を今年も見送った。いよいよ寒さ本番の厳しい日々を迎える。暖かい部屋から一歩廊下に出れば零下の気温。高血圧で倒れる人が多くなるのもこの時期だ。高齢者の多い荘川でも寒さ対策を万全にしないとと思う。この冬を乗り切って暖かい春を迎えたい。

2014年1月4日土曜日

今年もカントリーな蕎麦やで

深山奥山だより 1月3日マイナス14度 今日は久しぶりに青空が広がった。お蕎麦のお客様も家族連れが多い。三が日最後の日はお天気が良くて良かった。朝の冷え込みもその分厳しい。今年もカントリーな蕎麦やで始まる。ミスマッチが面白いと若い方々も多くなり感謝感謝で スタートした。

2014年1月3日金曜日

帰ってくれたら嬉しいわ

深山奥山だより 1月2日マイナス7度 荘川の三が日は本当に静かだ。ヘレンメリルの帰ってくれたら嬉しいわ〓の曲が心に沁みわたる〓雪が音もなく降り積もる。白と黒の版画絵のような世界〓ここまでは良かった。昨夜からの雪が少し降り過ぎた。お正月なのにあちこちで雪かきに追われる人達。行き交う車も少ない。好きな曲は後の楽しみにして、まずは雪かき雪かき〓

2014年1月2日木曜日

花よ咲け

深山奥山だより 1月2日マイナス7度 今朝も雪降りで夜中から除雪車の音が響いている。午前中にかけて更に積もる。比較的暖かい朝で雪も重たい。雪かきにはいい汗がかける。カロリー消費にちょうどいい。昼から太陽が久しぶりに見えてきた。昨年末に鉢植えにしたクリスマスローズの花の蕾が出てくるのを今か今かと楽しみにしている。ほんのひとときの癒し時間を大切にしてこの冬を乗り越えよう。

謹賀新年

深山奥山だより 1月1日元旦マイナス6度 新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。荘川は雪降りの元旦を迎えた。ヘルンメリルの曲を聞きながら今年も実家に母の元気な顔を見に行く。昼過ぎから白川郷へ勤行会に出かける。朝早くから除雪車が出て、郵便屋さんのバイクも雪の中を年賀状配達にご苦労してみえる。御母衣ダムは更に雪が吹雪いて視界が悪くなる。こちらも除雪車が出動している。ところがダムの堰堤を通り過ぎ牧まで下りると、突然に黒い舗装道路が見えてくる。荘川より海抜が低い白川村は雨だった。白川郷まで難なく車を走らせた。豪雪地帯で知られる白川郷が〓積雪の少ないのには驚いた。相変わらず世界遺産の白川郷だけあって観光客の車が列になっている。途中通ってきた御母衣ダムの山並みに昔秘境と言われた光景が思い起こされて感慨深かった。

大晦おおつごもりミニ火鉢

深山奥山だより 12月31日マイナス7度 いよいよ今年も大晦日を迎えた。来年の干支馬年の前哨戦か最後の一日は走りずめ〓助走が始まったかのような忙しさ。雪の中を、年越しそば のお客様がいらっしゃる。有り難い忙しさ〓お店だけではなく藪用でも走る。ようやく年取の夕食に家族揃って感謝の乾杯を〓頂いたお酒を少しずつお猪口につぐ。ぐいっと呑んで異口同音〓辛いお酒やなぁどこの銘柄かなぁ〓飛騨の酒鬼ころしもびっくり〓おもむろにラベルを見るとなんと芋焼酎〓見る見る真っ赤な顔になって今年最後の大笑い〓どじな幕引きではあった。

買い出し

深山奥山だより 12月30日マイナス11度今年最後の買い出しに夕方から高山市内へ出かける。混雑ぶりは日本全国同じようだ。除雪車も慌ただしく走っている〓

再びの雪

深山奥山だより 12月29日マイナス7度 再び雪になる。年末の忙しさに加えて、雪かきの仕事が更に増える。おせち料理も黒豆、結び昆布、おはんべ〓焼き豆腐の煮物、こんにゃく、たつくり、こも豆腐、わらび煮などほんこさま料理とほぼ変わらない。手間暇かけた伝統食は先人の知恵の集大成〓義母始め地域のおばあちゃん達に習ったおかげで一通りできるようにはなって感謝感謝〓味の良し悪しはともかくとして。

今年一番の冷え込み

深山奥山だより 12月28日マイナス14度今朝は今年一番の冷え込みになった。新雪を踏むとやはり真綿の中を歩いているような気持ち良さ〓寒さも忘れてどんどん歩く。青空が広がり気温が少しずつ上がっていくと、雪も重たくなって雪かきも更に重労働になる。雪かきは朝早い方が軽くて楽だ。