2013年8月25日日曜日

銀幕スター

深山奥山だより 8月24日18度 子供の頃荘川には二カ所に映画館があった。大きい方はハッピー劇場といって実家のすぐ目と鼻の先にあった。冬の暖房は練炭で時々一酸化炭素中毒者が出て、救急車か消防車かが来ていた。私は幼稚園の頃毎晩映画をただ見していた。映画が終わると決まって三橋三智也の哀愁列車の曲がスピーカーで流れ、子供ながらに覚えていた。随分ませた子供だったに違いない。その隣がパンク修理屋さん、その横が日本通運、その向かいが八百屋兼魚や、その隣が食料品雑貨店の実家だった。今はほとんど何もなくなって様変わりしている。あの頃の賑わいは無く、田圃や畑もない。あるのは広くなった道路〓村の顔が見えなくなった。

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