2013年9月24日火曜日

藁うさぎ

深山奥山だより 9月22日6度 稲刈りの時期になり、農家では多忙な日が続いている。朝夕の寒暖の差が大きく日中は日差しもまだ強く汗水ながしての老作業。やがて秋も深まると稲藁の焼く匂いが夕焼けの空に立ちこめる。あの懐かしい匂い〓いくつになっても心地よく幸せな気分になる。最近は稲藁を見る機会もない。ワラ細工のワラジや民芸品などで目にする位だ。20年位前に気に入って買った藁うさぎがある。今になってカントリーな蕎麦やにぴったりだと気がつき、部屋から引っぱり出して飾った。ウッドベースの横に赤いバンダナをつけて、お客様をお待ちしている藁うさぎは今でも郷愁ノスタルジーの匂いがする。

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