2014年3月24日月曜日

まぼろしの帰雲城

深山奥山だより 3月8日マイナス11度 3月9日マイナス12度 佐々氏は松古孝三さんと宿で帰雲城について話し合った。かえりくも、きうんとも言います。標高1600メートルぐらいの高い山です。南風が吹くと、雲が峰にぶつかって帰ってゆく。返雲と書かれた記録もあります。庄川の河原は保木脇のところで、変なふうに広くなっています。城は庄川の西側あるいは、国道の西側にあったとみられます。又合掌造りとの関連でもあきらかのように、今の白川文化は、江戸時代中期元禄ごろからのもので、被災してから百年近くたって、北陸側と美濃側から、ぼつぼつ白川に入植した。現に保木脇に住む大野さんらも、いわばよそもので、亡びた先住者とは関係がない。と書かれている。全く知らなかった。震災は忘れた頃にやって来る。

0 件のコメント: