2013年11月5日火曜日

寺河戸の御番所橋

深山奥山だより 11月1日1度霜月 十一月は漬け物の季節で、長い冬籠もりにそなえて、どの家でも漬け物に忙しい。漬け物にする蕪、大根などを、谷川や用水で洗うのは女性達の仕事で菜洗いといい、水際に設けた洗い場に座って大量の菜を洗う。洗った蕪は葉のついたまま、家族の多少により数本の桶に漬け込まれた。今は少子化、核家族、減塩など漬け物も様変わりした。気軽な一夜漬けにしたり、漬けない家庭も増えた。式部の庵では、義母が、大根、赤蕪、野沢菜の長漬けや白菜、キャベツ、人参等の切り漬けを漬けてくださるので有り難い。荘川には三カ所の御番所橋がある。その一つが寺河戸の橋で、現在の郡上市明宝へと続く昔の大切な要衝の道。この谷川でも菜洗いがされたのだろうか〓

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