2013年3月24日日曜日

深山世婦子鳥

深山奥山だより 3月23日0度 深山世婦子鳥に勘左衛門が大阪に行っていた事が書いてある〓過ぎにし安永よつのはる、父なりける人のおおやけの、いましめをかうむりて、うき島守となりぬときき、わがみはなにはにありければ、風の音は夢かうつつかうたかたの波のうきねにながすうき名を〓父流罪の報を大阪にて受く〓とある。父甚兵衛が流されて行く時、勘左衛門はこの一大事の時にどこへ行っているのかと言われたと。遠い大阪の地でさぞかし断腸の思いであったろうと思うと、なおさら病に倒れた父の看病をなんとしても〓と故郷に決然と別れを告げたのではないか。折りにふれて思う。

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