2013年3月4日月曜日

白川奇談

深山奥山だより 3月3日 ひな祭り 飛騨地方ではひと月遅れのひな祭りに なるので後1ヶ月お雛様を楽しめる〓 我が家に三島勘左衛門正英というご先祖様がみえる。深山呼子鳥、白川年代記、白川奇談など数々の書物を書き残している。白川奇談の中に、〓一色村のおくに昔は牧ヶ野さんでん赤崩れとて三箇村あり、牧ヶ野に寺やしきも有、城山もあり、何人の住し城ともさだかならず、此城山に三間ばかりの立岩、根は細く上ふとし、平なる所は九尺あり、此所魔所なりとてすう樵のたぐいも至る事なし。〓と書かれている。主人が狐塚という持ち山に山の手入れで出かけるたびに、あの山の大きな岩の切り立った様相はまるで城でもあったかのようだ〓と話していたのを思いだした。白川奇談には確かに城山があったと記されているのに、一色地区の人たちが知らないのは何故なのか謎は深まるばかり〓

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