2013年3月9日土曜日

白川奇談

深山奥山だより 3月8日0度 暖かい朝だと思ったら今年初めてマイナスを抜け出した。小鳥たちのさえずりが賑やかになる。白川奇談〓さんでん村にむかしよしある人も住けるにや、去ぬる寅の年新田をほりけるとて、兜のくわがたほり出せり、矢の根なども掘り出す事あり。牧ヶ野村に寺やしきあり、牧ヶ野祐乗とて蓮如上人の御弟子法義者也。文明明応の頃の人と見ゆる。牧ヶ野に狐塚と云所あり、むかし狐の穴山中に数限りなし、数十万の狐住けるよし。この山奥にうさぎが馬場、高山也、大えぼしか岳は郡上気良となる。小えぼしはあた岐さかい也、此山奥一色より四里奥に人倫たへたる所なり。魔所にしてわさびなど掘取と大にあれる也。〓と記されている。昔一色の奥山でどのような人たちが暮らしていたのだろう〓

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