2013年4月16日火曜日

荘川の里勘左衛門自刻像レプリカ

深山奥山だより 4月16日マイナス1度 荘川の里 三島家横の庭に新島で父上木甚兵衛の墓と自刻像を彫り法華経八巻を納めて供養をした後、ふるさと荘川へ無事帰郷した勘左衛門自刻像レプリカが置かれている。昭和26.27年頃新島郷土史家前田長八氏が上野図書館で飛騨史壇と言う雑誌を読んで、勘左衛門が建てた流人甚兵衛の墓が新島にあることを知った。さっそく島の青年三人の協力を得て、甚兵衛の墓を探し一ヶ月余りかかって島民墓地の片隅に、半ば砂に埋もれた墓と自刻像を発見した。飛騨高山三番町上木甚兵衛の文字が刻まれていた。昭和三十三年、東京都の史跡に指定された。近年新島村と荘川町の交流の際、新島村商工会長として荘川町を訪れてくださった前田惣四郎氏に、私も商工会女性部としてお会いする機会に恵まれた。その時、前田氏は甚兵衛さんの墓を発見した三人のうちの一人です〓と話され大変感動しご縁の深さに驚いた。そして心より感謝申し上げた。ふるさとの交流にさぞかし甚兵衛さん父子も喜んでみえる事だろうと
感激した。

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