2013年1月13日日曜日

パーンパーン

深山奥山だより 1月13日 快晴 パーンパーン裏山で突如軽く乾いた音が青空にこだました〓少し前に人の呼び合う声がした。イノシシ狩りらしい〓 スノーモービルで山を駆け巡っての狩猟。時代の流れと共に狩の仕方も変わっていく。昔の猪狩り〓猪は焼畑に出て作物を食い荒らす。初雪の降る頃、群れをなして郡上方面へ移動する時に、部落の男達が総出で猪狩りをした。今でも農家にはシシツキヤリが残っていて、焼畑近くには猪の落とし穴の痕跡もあると言う。近年猪、鹿、猿、熊、かもしかなど人里でよく見かけるようになった。私の幼い頃祖父も熊のい、いたち、てん のいを売っていた。熊を怒らせると、熊のいは大きくなると言う。万病に特効があると言うので医者も薬もない山村では、命の綱として熊のいを重宝してきた。熊のいは今でも高値で売買される〓熊のいは胃ではなく胆のうの事で3月頃に最も大きく充実してくる。猟師達はこの頃に熊狩りに出かけると言う。冬になると軽トラにスノーモービルを積んで走っているのをよく
見かけるが、猪狩りがほとんどのようだ。

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