2013年6月1日土曜日

寒ざらし蕎麦の解禁

深山奥山だより 6月1日12度 いよいよ寒ざらしそばが解禁になった〓荘川町内5軒の蕎麦店で一斉に今日から限定3000食が販売される。寒ざらしそばは、凍みにさらされる事でアミノ酸が糖分に変わる性質を利用したもの。大寒一月二十日に玄蕎麦300キログラム、約3000食を庄川の源流の魚帰りの滝水温2度に二十日間浸す。その後氷点下20度近い寒風に約一ヶ月間さらす事で、甘みの強い腰のあるそばに変化する。気温の低い荘川ならではの一手間も二手間もかけた蕎麦。香りより腰を楽しむ蕎麦でもある。もっちり感が人気の秘密。式部の庵では十割蕎麦本来の香り高い味わいとそばの甘みと腰を楽しむ寒ざらしそばの食べ比べも限定で販売している。荘川の里ではふるさと橋から見下ろすと梅花藻の白い小さな花がちらほら咲き始めているのが見える。こちらも是非足を運んで頂きたい〓

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