2013年6月20日木曜日

ちょうせんびえ

深山奥山だより 6月18日17度 荘川の伝統食の一つにあけび餅がある。チョウセンビエ、シコクビエ、コダカラビエ、アカビエなどの名で呼ばれる。そのヒエで造った団子をあけび餅と云う。あずき色をした実を粉にして、半円系の形にまとめる。中に手作りあんこを詰めて蒸すと色、形がちょうどあけびに似ているのでその名がついている。このチョウセンビエは今では全国でもめずらしいヒエで、荘川でも一人の今は亡きおばあちゃんが、昔母親から譲り受けて作り続けた貴重なヒエで全国から種を分けてほしいとたずねてみえる程だ。私達地域興しグループでも伝統食の掘り起こしとしてこのあけび餅をおばあちゃん達に習い、ふるさと祭りなどで紹介販売させていただいた。昔懐かしい味と云われ毎年楽しみに買い求めにみえた。とても素朴な味が評判だった。又種継ぎのため実から育てて秋には収穫もした。なんとか荘川のお土産になればと願っている。その時は亡きおばあちゃんの名を商品名にと考えている〓

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